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スカイ・ハイ

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一期一会

ある自殺


友達にもいろんな種類があって、毎日バカ話する友、メル友、
年に数回しか逢わなくても、逢えば何故かホッとする友や何故か気になる友、
逢えば愚痴を言い合う友などタイプがあります。
そんな中の何故か気になる友人が、昨年、自殺しました。
彼は裕福な家庭に生まれながら、10代からヤクザの道に入り、殺しと盗み以外は
全部やった。。親は警察関係故、当然勘当された。
覚醒剤に溺れながら紆余曲折を経て、30歳で組から足を洗って、友人達の応援を
受けながら、カタギの世界を歩み始めた。私が逢った時は、タバコも酒も辞めて、
節約生活をしながら、アルバイトの合間に宅建の勉強をしてる時だった。
アルバイトとして私の会社に入ったのだ。作業服に着替える時、背中と両腕に
観音様を背負っていた。「夏でもTシャツ着れないんですよ」と笑ってた。。
「金貯めて、この入れ墨消したいんですよ」とジッと私の目を見て呟いた。
私は「後、数年もすれば人工皮膚も安くなりますよ、大丈夫!」と嘯いた。
覚醒剤中毒の後遺症で、毎日医者の薬を飲まないと、思考のバランスが崩れる時も
あった。自分の過去を消そうとしたけど、覚醒剤の後遺症はそれを許さなかったのかも
知れない。彼は必死に生きようと思った。
しかしそれ以上に、覚醒剤は活力を蝕んでいたんだろう。
覚醒剤辞めますか?人間辞めますか?は決して誇張ではありません。

「死にたい」と言うのも欲望の一つだと私は考えます。
これはもう持久戦ではないだろうか?生きる欲望と死ぬ欲望。
金があっても自殺する人はいるが、年間自殺者3万人の多くは金があれば解決する、
というのも真実かもしれない。特に中高年は。
借金踏み倒してでも、人生遊ぶが勝ちと欲望の赴くまま生き抜く人間や、
その人の価値なんて死ぬ迄分からないのに、簡単に自分を卑下し、自滅の引力に
飲み込まれる人間。最近は、死ぬ事の軽さが強調されるニュースばっかりです。
子殺し、親殺し、畜生にも劣る人間を横目で眺めながら、死ぬ気で活きろと!
そっと呟きたい心境であります。我が道を歩けと!
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by gyou-syun-u | 2005-04-01 21:57 | 国内情勢・世相