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スカイ・ハイ

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一期一会

イラク、アフガン、イエメンと.....


米国 テロ未遂 対イエメン警戒強化 軍事支援拡大も
トナーカートリッジに仕込まれた爆発物
※白い粉は高性能爆薬のPETN=四硝酸ペンタエリトリトール
爆発物発送容疑の女性釈放=別の女が氏名不正使用ーイエメン
※絶対におかしいと思ってましたが、案の定別に容疑者がいた様です....

2009年8月にサウジアラビアの対テロ責任者のナエフ王子を狙ったテロ未遂事件で、自爆で死んだ
容疑者アルアシリは下着にPETNを隠し、2009年12月25日アムステルダム発デトロイト行きデルタ
航空の機内で同じく爆破テロ未遂事件が起きた。この時は着火はしたがPETNは爆発せずアブドルム
タラブ容疑者は捕まった。調べに対してアブドルムタラブ容疑者はイエメンで爆発物と犯行指示書を
受け取ったと自供した。12月26日付けでアルカイダの地方組織である「アラビア半島のアルカイ
ダ」が「米軍のイエメン空爆への報復措置である」という声明文をイスラム過激派のウエブサイトに
載せた。肛門などに埋め込まれた爆弾は、自爆犯の人体が衝撃を吸収するために周囲の人間を殺傷
できるが、航空機を破壊させる事は難しい。それに較べて下着に隠された爆弾は航空機に破壊的な
損傷を与える可能性があると言われる。金属探知器だけではプラスチック爆弾を見破る事ができない
というワケで全身スキャナーは全米の空港で約200機が設置されている。我が国は実証段階です....
アルカイダ(アル・カイーダ)は反米過激派の総称であり、地球上にアメリカ型覇権主義が横行する
限り、ジハード(聖戦)の名の許に洗脳されたテロ組織が無くなる事はなくて、このネットワークを
完全に叩き潰す事は不可能である。アメリカが撒いた種は実となり反逆の花を咲かせた。

イエメンはアラビア半島の南端でサウジアラビアと国境を接し、アデン湾を挟んでソマリアがある。
政情不安定なイエメンにアメリカが軍事介入したのは、対テロ報復を口実にしたアデン湾の実効支配
である。世界の石油輸送ルートのひとつであるアデン湾側のバブエルマンダーブ海峡(Bab el-
Mandab)で、ソマリアの海賊が国籍問わず奇襲する事件が多発したが、ソマリアは今も尚内戦状態
が続き、大統領の統治能力はゼロ。イエメンも内政不安定で、アメリカの支援無しでイスラム過激派
を抑える事は到底できない。そういう状況でアメリカが軍事介入を進める理由の一つがイエメンに
眠る石油だとも言われるが、資源確保と石油輸送ルートの防衛は当然アメリカの国益とも合致する。

親イスラエルのユダヤ教徒で、反イスラムでもある民主党の極右ジョー・リーバーマン上院議員は
「アメリカ政府のある人物が、イエメンの首都サナアで私にこう言った。イラクは昨日の戦争
 だった。アフガニスタンは今日の戦争だ。我々が先制して行動しなければ、イエメンは明日の
 戦争になるだろう。それが我々の直面している危機だ」とインタビューに答えた。

9,11テロ後に成立した米国愛国者法(反テロ法)が発効されてから今年で9年目であり、
当初批判されたいくつかの条項を修正させ、上院下院ともこの法案を恒久化した。
アメリカの対テロ戦争に人権は存在せず、取り戻した人権の裏でまたひとつの人権が失われる。
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by gyou-syun-u | 2010-11-01 21:40 | 世界情勢