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スカイ・ハイ

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一期一会

福祉介護支援ロボットで国際貢献

HALで歩行を支援、筑波大の山海教授
ロボットスーツHAL
この介護支援用ロボットは昨年TVで見た記憶がありますが、既にレンタルされてるんですね。
映画「エイリアン2」で、シガニー・ウィーバーが操ったパワーローダーやアバターに登場する
軍用ロボットも大体同じコンセプトですが、産業用ロボットで世界シェアの7割を占める日本は、
米軍の開発費用より遥かに劣る財政の中、産学共同で良く頑張っていると思います。
「米国や韓国の政府からは、軍用ロボットスーツの開発について引き合いがあったという。しかし
 山海教授は、平和目的の開発のみを手掛けたいという理由でこの申し出を断ったと話している」
軍需企業が民生品の影に或る日本で、山海教授のような科学者が多いと信じる。

危険な場所と言う設定は、戦地であると同時に被災地でもあり、軍用と民生用で大きな差はない。
唯、それに武器が搭載されるかされないかの違いだろう。「アイアンマン」は空飛ぶパワースーツ
を装着するが、近未来で実現可能だと思う。レイセオン社のパワースーツ「XOS-2」は、
現時点ではヤボったいが、その内ナノテクで更に軽量化できるだろう。
まさに「アイアンマン」軍用の新型パワースーツ

これら人間に装着する支援ロボットと一線を画するのがホンダのヒューノマイドロボットASIMO。
HONDA ASIMO
自力で走る曲がる挨拶する。まだ初歩ではあるが、いかにも日本的で宜しいと思う。
但し、ホンダが実用化を目指すとした2015年まであと5年であるが、まだ実用化の手応えはない
という。HALは既に国内で140台が実用化、介護支援用としてスウェーデンとデンマークにも
輸出が決まったそうであるが、ASIMOは素晴らしい歩行機能を持ちながら、開発から10周年を
迎えた現在でも人工知能はまだ10歳児以下だと言う。
ASIMOが一家に一台なんてあと20年くらいかかるんじゃないだろうか。
高齢化社会で介護する人間が足りないのは確実であるが、人間型よりも人間の欠点弱点を補う
ロボットの方が現実的であると感じ、障害者や災害時に特化した支援ロボットを開発する事が先だと
思う。こうした日本の技術が米国・中国・韓国に先んじてトップランナーであり続ける事ができる
のであれば、世界には紛争や災害で手足を失った被災者が多くいるワケだから、それらの支援
プロジェクトとして日本の役割は小さく無いと思う。
介護や支援に不平不満を一言も言わず黙々と遂行できる機械は、支援レベルと謂えども、
ある種のトラブルは防ぐ事も可能だろう。
パナソニックは院内での医師や看護師や薬剤師の負担低減の為に「薬剤部まるごとロボット化」
から将来的には「病院まるごとロボット化」を目標に掲げている。
↓ASIMOよりこちらの方が即戦力になりそうです。
パナソニック ヘルスケア「錠剤鑑査支援ロボット」を開発
↓こちらは独立行政法人産業技術総合研究所の日本人女性型ロボHRP–4C
【初音ミク】 VocaListenerで歌うHRP-4C未夢 【ぼかりす+ぼかうお】
NHKで「坂の上の雲」やってますが、彼らの意志を受け継ぐ日本人も少なくない筈だ。
初心忘れるべからずか......
by gyou-syun-u | 2010-11-20 21:18 | 国内情勢・世相

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