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スカイ・ハイ

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一期一会

大義と国益の狭間で

韓国新国防相「挑発には断固反撃」戦闘拡大は慎重

韓国世論は同胞ゆえ戦闘拡大は望んでいないので、李明博大統領も苦しいかもしれないが、
核兵器が完成するまでに引導を渡さないと、取り返しがつかない事になるかもしれない。

【オピニオン】中国、「悪の枢軸」に加担

北朝鮮に軽水炉と核開発の技術供与をしたとされるスイスのエンジニアリングメーカーABB社は
2000年にイギリスの核燃料公社(British Nuclear Fuels Limited)に、原子力事業を売却した。
売却した当時、ABBの役員であったとされるラムズフェルドは実業界から政界に復帰、2001年から
ブッシュ政権で国防長官に返り咲いた(フォード政権の時の国防長官から25年ぶりである)。
BNFLは1999年に買収したアメリカのウェスティングハウス社にABBを吸収合併。
2006年にBNFLは原子力部門のウェスティングハウスを東芝に売却した。
英国と北朝鮮は2000年に国交樹立をしたが、北朝鮮の核開発、ラムズフェルド国防長官、スイス、
キム・ジョンウン(スイスに留学)、南北砲撃戦は同じライン上にあるかもしれない。
ウォールストリートジャーナルは、北朝鮮の現在の核能力は、中国の支援なしではあり得ないと
述べている。6ヶ国協議における中国の言動からすればそうだろうが、アメリカも同じ穴のムジナ
だろう。北に軽水炉供給を約束したのは1994年の米朝枠組み合意で北を信じたクリントン政権で
ある。米朝合意で軽水炉入札が開かれたが、この軽水炉供給に関しては当時多くの人が反対して
いたと言われる。にも関わらずラムズフェルドの強引なロビー活動でABB社が取ったと言われる。
94年の合意で、北が保有する原発の黒鉛減速炉をストップして核兵器開発を断念する代わりに、
当事国が発電用軽水炉を供与するという取り決めが米国主導で行われた。
最初の1号基は2003年までに稼働させる合意であったが、金日成の急死その他の要因で工期は
大幅に遅れた。更に北は軽水炉建設の査察受け入れを保留し、2002年北はウラン濃縮計画を暴露
して2003年にNPTから脱退し、日米韓の朝鮮半島エネルギー開発機構(Korean peninsula Energy
Development Organization, KEDO)も2005年に解散した。
それまで北とアメリカを信じて原油や建設費を負担した日韓はバカを見る事になった。
つまり北が保有する原子炉は、ロシアから技術供与されたプルトニウムを抽出しやすい黒鉛減速炉
であり、濃縮ウラン計画再開と合わせて、発電用原子炉では無くてウラン濃縮型とプルトニウム型の
核兵器開発の為の施設である。そして北に供給される筈だった韓国標準型原子炉はスイスABB社の
技術提携によるものである。種蒔きはいつも戦勝国で、その尻拭いを敗戦国がするハメになる。
同じクリントンでも奥さんの方は今回違う対応の様です。

【主張】日米韓外相会談 連携して対中圧力強化を
by gyou-syun-u | 2010-12-08 21:16 | 世界情勢

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