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スカイ・ハイ

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一期一会

砂漠の老犬


リビア:無差別空爆、死者累計500人 カダフィ氏、退陣否定
リビア戦闘機がマルタに着陸、デモ隊攻撃拒否し亡命

砂漠の狂犬も老いて時勢の流れに埋没しようとしている。
かっては砂漠の狂犬と呼ばれ反イスラエル・反米路線を歩み、西側の諜報機関から何回も暗殺され
かけ娘が米軍の報復空爆で亡くなったが、カダフィはしぶとく生き続けた。
しかし、ビンラディンも同じだが見つからないと言うよりも逃がしているという方が真実ではない
のか。諜報機関にも内通者がいるという事であるが、CIAにしろMI6にしろ過去スパイにまんまと
やられた。1960年代のMI6とKGBの殺し合いは凄まじかったと言われる。
現在各国の諜報機関はヒットマンを使うにしろ、外部の傭兵部隊を使うにしろ映画の様に当局は
一切関知しない。リビアはパンアメリカン航空爆破テロ他、当時は本当の狂犬であった。
CIAがかって外国人傭兵を雇いリビア人を誘拐して尋問したら、ニューヨークのマンハッタンで
地下鉄を爆破するという計画があって、結局それはリビア側へのディスインフォメーション工作で
事無きを得たと言われる。
一連の独裁政権打倒のドラマも、民主化の芽生えと聞こえはいいが混沌に入った。
映像を見るにつれ同じ空気を吸ってはいるが別々の宇宙に住んでいる様な感覚を覚える。
とりあえず平均的に豊かで餓死者がいなくて世界のあらゆる音楽や文化を楽しめる我が日本国の
中では、政権打倒と言っても政治家がダメでも企業ががんばれる土壌があり、政府に殺されたり思想
を弾圧されたりする恐れは微々たるものである(特殊なケースは別として)。欧米の覇道を延々と
見せられて来た弱者達が声を上げるのは、結局自分たちの指導者も敵であるアメリカと何ら変わら
ないではないかという憤りであってほしいが、アメリカにとって敵がいなくなる事の方が本当は深刻で
ある。チュニジアのジャスミン革命が独裁体制の近隣国家を次々と巻き込み、エジプトが倒れたら
隣のリビアの番になった。
ドミノ倒しの様にこのまま一気に長期独裁政権は倒れてしまうのであろうか。
ただし倒れただけでまともなリーダーが現れない限り、また同じ事の繰り返しになるだろう。
しかし、リビア軍のパイロットが空爆を拒否し地中海のマルタ共和国の空港に着陸亡命とあるが、
クーデター当時の圧倒的人気は年月と共に色あせ「奢れる者久しからず」は万国共通です。
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by gyou-syun-u | 2011-02-22 21:11 | 世界情勢