ブログトップ

スカイ・ハイ

harock.exblog.jp

一期一会

どうしても再臨界が気になる人へ

「再臨界部分的に起きた可能性」報道 反論する日本の専門家も(3月31日)

「Chlorine(塩素)-38という物質は、自然には存在せず、海水中ではChrorine-37という形で
存在している。このChlorine-37の核に中性子が1個吸収されるとchlorine-38になる。 原子炉内の海水を
調べてみると、Chlorine-38が存在しており、これはとりもなおさず、原子炉内に中性子が存在する、すなわち炉の中で核の連鎖反応が起きていることを示している。 言い換えれば、臨界が起きている。」

IAEA及び海外報道に関しては次のサイトを参考にされると良いと思います。
再臨界の噂について(再臨界していない)kikulog
私も勉強させて頂いてます......

臨界とは核分裂反応が起きている原子炉稼働状態で、今回の地震で緊急自動停止装置が働いて
制御棒が刺され、現在炉内の核分裂反応は止まっている状態でありますが、これが何らかの理由で
再び核分裂連鎖反応が始まる状態を再臨界と言います。
制御棒が正しく機能していれば(沸騰水型なので下から上に制御棒が挿入されている)核分裂
連鎖反応は止まっていますが、燃料棒の崩壊熱による放射性物質が穴や亀裂から蒸気や汚染水と
して拡散してしまった事が問題なワケです。
冷却機能が失われた事が一番の問題で、炉内の燃料棒は崩壊熱で夏場のチョコレートの様に溶けたと
いう次第です。制御棒が差し込まれているという前提(自動停止したのでほぼ正常)なら、中性子を
吸収して核分裂連鎖反応を抑えるという制御棒の役目は果たしている。
鋼鉄製の炉に亀裂が入った程度では制御棒自体は損傷しないと思うが、耐熱性は800℃なので燃料棒
の耐熱2800℃と較べると低く、すでに燃料棒の数10%が溶けていると予測されていますから制御棒
も当然溶けてるでしょうが、ホウ酸を混ぜた炭素繊維複合材で中性子を吸収するホウ酸がその
役目を担っているので再臨界(臨界超過状態)は起きにくいという事のようです。
その為の追加的ホウ酸投入でもありました。
原子炉の海水から中性子が検出されたので、これは核分裂連鎖反応が起きている可能性があるという
IAEAのコメントでしたが、ウランの自然崩壊熱でも中性子は放出されるそうです。
海水を真水に変えれば改善されるので只今実行中。IAEAもまだ検証しての結論ではないと後述して
おりますが、可能性と現在進行形は別個に捉えるべきでしょう。
[PR]
by gyou-syun-u | 2011-04-08 21:37 | 国内情勢・世相 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://harock.exblog.jp/tb/13341707
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。