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スカイ・ハイ

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一期一会

ちょっくらイスラム


ロンドンに続いて、エジプトでも過去10年間で最大規模と言われる
同時爆破テロが起きた。またしても仁義なき無差別テロである。
遺憾の意も日本からだと何となく嘘臭いですが、イスラム社会のイメージは
悪くなる一方であるが、当然マホメットが悪い訳でもない。
マホメットはAD571年、アラビア砂漠の西南の地メッカで生まれた。
40歳頃にメッカ郊外のヒラー山洞窟で瞑想に耽りそこで大悟し、自ら予言者を
名乗り、散文詩形式のコーランを残し、ヨルダン川東方の地で60歳で死す。
五大聖教の教祖の生まれた順番は.....
老子(BC604年)→釈迦(BC565年諸説あり)→孔子(BC552年)→
イエス(AD元年)→マホメット(AD571年)となる。
これら教祖に共通しているのは、教祖自身が直接書き残したものはなく、
全て弟子が口伝により聞いた事を編集したと言う事である。
故に時として編集の段階で、弟子の個人的見解が入ると真理が変貌してしまう。

マホメット(ムハマド)は文盲だったそうだが、大天使ガブリエルを通じて
アッラーからの啓示を受け、それを弟子達が編集したのがコーランになったが。
「左手にコーラン、右手に剣」と言う言葉は、敵対する西洋人が作った
プロパガンダだそうで、過激なイスラム原理主義者には当たってるでしょう!
元来のイスラム教は寛大で、異教徒との結婚も認めている。
一夫多妻制度なんかは、戦争の繰り返しの中で、未亡人達を保護するための
互助制度であるらしい.....
イスラム原理主義は、キリスト教原理主義者と同じ穴のムジナであるが、
宗教的な厳格さを通り越して、過激なテロに走った為、今では悪の代名詞になって
しまった。アルカイダも元々は英米が訓練した少年達が大人になって寝返った
だけであり、兵器を世界中にバラまいた第2次世界大戦の戦勝国が、ツケを払わされ
ているのであるが、一般市民が標的にされると、どーにもこーにも防ぎ様がない。
昔に戻りたいのなら、彼等は砂漠の生活に戻るだけだが、欧米社会はそうは逝かぬ!
どっぷり浸かった似非文明社会を捨てる訳にはいかないのだ!
キリスト圏の国々は、意外と清貧の生活に戻りたくはないのである。

世界的な傾向として、民族主義に回帰しつつあるのだろうか。
最近の中国、韓国、北朝鮮の一見歩み寄りの空気は、コスモポリタンの到来どころか
ナショナリズムを彷彿させるもので、日本なんかはポツンと取り残された感がある。
イスラム圏の歴史や文明からすれば、建国230年の新興国アメリカが如何に
地球上で唯一のスーパーパワーであっても、月とスッポンである。
只、智慧あるマネーの虎は、石油でアラブを骨抜きにしたのである。
アラブの王制を守ってあげる代価として国際石油資本は利権を手に入れた。
アラブのバカ殿達がアメリカと縁を切れない以上、イスラム国家は反米の共同戦線
を張る事ができず、同じ事を繰り返すだけである。
約1400年前の価値観で動くムジャヒディン(聖戦士)に21世紀の頭脳は
どう対処したら良いのであろうか?
言葉は悪いが、ホント戦国自衛隊を見ているようである。
ブッシュ大統領も9,11テロの後、
「この十字軍によるテロリズムとの闘いは長い時間かかる」と述べています。
イスラム過激派が目の敵にするのも当然であろう。

※コーラン第1章(開扉)より引用......
〃慈悲あまねく慈悲深いアッラーの御名において。
 万有の主、アッラーにこそ凡ての称讃あれ、
 慈悲あまねく慈悲深い御方、
 最後の審きの日の主宰者に。
 わたしたちはあなたにのみ崇め仕え、あなたにのみ御助けを請い願う。
 わたしたちを正しい道に導きたまえ、
 あなたが御恵みを下された人々の道に、
 あなたの怒りを受けし者、また踏み迷える人々の道ではなく〃

.......12億のイスラム教徒は毎日ここを声を出して読んでるのだ。
ちなみに、アラビア語で書かれたもの以外はコーランとは認められないそうで、
この対訳も注解となるそうです。
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by gyou-syun-u | 2005-07-23 18:55 | 世界情勢 | Trackback | Comments(0)
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