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一期一会

天の武将が〃覇道と王道〃を語る!


混迷深まる世界情勢の中、
神々の軍団の総大将である真武将帥(しんぶしょうすい)御大に
王道と覇道を語って頂きます!
御聖訓についてはカテゴリ〃天道〃の以前の記事を参照下さい。
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【御聖訓】
真剣は 生死活殺を決する程に 重大なる鍵を握るものなり
両刃のものなれば 用い方にて功罪徳禍を分ちたり
武者は栄辱をわきまえ 剣に相応しき 誇りと責任を携えるべし
覇剣は 必ず王鏡の前にて振るべし     
                                                                      吾は真武将帥

覇道は権力を以って、世の統治を為さんとす。
諸事騒々たる乱世に在りては、天下の統一を旗印に、数多の覇者が名乗りを揚げ、
群雄割拠す。時代の要請に由りて新たなる秩序が求められる時には、旧態は自ずと
破壊される傾向を辿るなり。彼の時流の中で、平和を願いて純粋なる大志を抱き、
伏龍は覚醒す。衆生の為の聖戦なれば、流される血も必ずや報われん。
然れど、限られた者達の繁栄と勢力拡大の為に争いが行われるなれば、それを
覇業とは申さぬなり。覇業は確かに権力を用いる故に〃私の域〃を脱し難く、
〃公の域〃に至り難し。単なる優勝劣敗の低次元なる状況に堕落し易きなり。
覇者と称される者は、力有る故に他の衆生を蹂躙し、他の集団を認めぬ偏りを
見せる恐れあり。強大なる力に達背できず傘下に加わる者あれども、事大主義に
流されて臣下の禮を示すのみにして、潜在的に屈服する事は無し。
盈(えい)有れば虧(き)有り。暴走する覇業は人為自然の淘汰を択ばず。
歴史的にも自己崩壊する運命を有したり。何かが足りぬ故なり。

王道は普遍的理念に基きて、神聖なる統治を為さんとするなり。
王者と衆生は宇宙の同胞より発する事を自覚する故に、対象的に断絶する事は無し。
聖帝、堯の徳政を讃え伝える鼓腹撃壌(こふくげきじょう)の説話の如く、
王者と衆生は一つに溶け合うなり。王道は三界に於ける天命の人格化した象徴なり。
千差萬別なる因縁を有する衆団を一同に集束する為には、王道を必要とするなり。
王者は如何なる衆生とも衆団とも対立する事有り得ぬなり。
八百萬の衆生をその侭に肯定し、受け入れる無限の包容力を有するなり。そして
王者は公正無私にして、如何なる欲をも雲焔過眼視(うんえんかがんし)するなり。
故に滄海柔田(そうかいそうでん)の如く、時運が移行するとも王業は不変なり。
本来、王業と覇業はあたかも楕円の二つの中心の如く、不即不難の関係に有りて、
世を統治する二つの極を担いたり。旧態が打破される折りには、覇業が盛んとなりて
軈て偃武(えんぶ)の時、岐路を迎えるなり。覇業は世に力を示し、悪鬼を駆逐する
事能うも、人心を全きに収攬し、自由に救済する器を創造する事能わぬなり。
覇者は衆生を平服させるも、王者は衆生に安心立命を与えるなり。

王と覇は、現代においてその均衡を崩したり。現代は覇業が膨張する時代なり。
両者の相補関係は分断されたり。これにては全国全世界の平和統一を唱えるとも、
天歩の艱難を得るは至極当然の理なり。天命に依る統治が今必要とされるなり。
王者の出現が切実に求められるなり。幾つもの覇業を志す衆団を一つに帰結するに、
天命のみその力を、その徳を有するなり。天命に依る統治は、天命を徒に語りて
衆生を威圧するものに非ず。それは権力を保ちて権威を得る事能わぬなり。
天命という至高共通の価値のもとに、全ての衆生が集う世界を創造する時期に
際会したり。天命とは四海同胞、大同団結の理念の許に解す事無くば、見失って
仕舞うなり。これから尚一層、覇者達の争いが大きくなるなり。若し、その中に
報本反始(ほんぽうはんし)の志に気付き、他を受け入れる器を持つ者が出現する
なれば、その者が天下を統一するであろう。然れどその実現を待つや否や。
尺山寸水(せきざんすんすい)の喩えの如く、達観して蝸牛角上(かぎゅうかくじょう)
の争いに自己を奪われる勿れ。天命という無形の財産は、無形故に守り難し。
天命の所在は、衆生の意が統合される核に証されるなり。
天道は申す迄も無く覇道に非ず。覇道と王道を天命の許に統一する道なり。

          <語句注釈>
【事大主義】  一定の見識を持たず、ただ勢力の優勢な者に従うやり方。
【盈有れば虧有り】 満ちればかける事がある。
【鼓腹撃壌】 天下太平、無事平穏を楽しむ状態。
【雲焔過眼視】 物事を深く心に止めない事。執着しない事。
【滄海柔田】 時勢の移り変わりが激しい事。
【偃武】   戦争が止んで平和な状態。
【四海同胞】 全ての者は皆兄弟の様に仲良く親しむべきであるという事。
【大同団結】 多くの集団が、主義主張の細かい差異に目をつぶって団結する事。
【報本反始】 本は天地。始は祖先。根本に立ち返ってその恵みに報いる。
         天地や祖先に感謝する事。
【尺山寸水】 高い所から見下ろすと、高い山も一尺、大河も一寸の幅になる。
【蝸牛角上】 取るに足らない争い。
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by gyou-syun-u | 2005-09-24 23:47 | 天道 | Trackback | Comments(0)
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