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一期一会

シリア軍事介入 ネオコンのバレバレ大作戦 2


シリアが強力な防空システム構築―米政府は対応に苦慮

「デンプシー議長(統合参謀本部議長)は政府に対し、ステルス機や海上発射の精密誘導ミサイルで
 シリアの防空サイトの多くを比較的短期間に破壊できるだろうとしながらも、移動式の発射装置は
 発見や破壊が難しく、人口密集地に配備されれば市民に死傷者が出る恐れがあると警告した。」

航空機投入に慎重な英米 強固な防空網を警戒
「シリアはロシアの支援で強固な防空システムを構築している。巡航ミサイルを迎撃できるロシア製
 移動式中距離対空ミサイルを最大10基配備。巡航ミサイルだけでは、戦略的な効果はほとんどない」

シリア軍事介入、化学兵器めぐる国連調査完了待つべき=英政府

ここにきて、少し状況が変わった様ですね。
昨日の時点では「地上軍は投入しないで、巡航ミサイルを使い数日〜数週間で終わる。
近日中に傍受した通話記録の一部を公開する」という話でしたが、今日の時点でイギリス政府が
「国連調査団の調査が完了まで軍事行動は行わない」という英議会野党の修正案に応じたため、
とりあえず英国は調査結果待ちという事です。
アメリカはどうかと言うと、後はオバマ大統領の決断次第という事ですが、国連安保理でロシア・
中国の反対で否決されるから、独自に行動すると言ってます。
但し、行動する時は英仏と協同歩調を取るというので、今週中の軍事介入は無さそうです。
実際には既に英米特殊部隊が作戦展開中でしょうが……
しかし、米軍の参謀長が危惧するように、移動式発射装置(自走式防空システム)を捜そうとすれば
地上軍を投入しなければ難しい。シリアも空爆迄にあらゆる策を練るでしょう。
アメリカは巡航ミサイルだけでは戦略的な効果はほとんどないと知りながら 
どのような戦略を練るのでしょうか……続く。

 2010年5月14日 Defense Industry Daily
「ロシアは、シリアに対しMiG-29戦闘機と共に3種の防空兵器を売却していたことが分かった」

「同紙によると、今回売却されたとされる兵器は、携帯型短距離地対空ミサイルSA-18/9K38、
 SA-22パーンツィリ近距離防空システム、SA-17/ブーク中距離防空システムだとされるが、
 正確な数は不明だという。特にSA-17中距離防空システムは、現在シリア軍が使用している
 老朽化したSA-6中距離防空システムの後継として配備される予定だ。
 S-300長距離防空システムやSS-26近距離弾道迎撃ミサイルなどは今回の売却には含まれて
 いないが、シリア軍の防空能力は格段に向上する」(DID)。


MiG-29(第4世代の戦闘機で、現在は各国ともステルス性を備えた第5世代を開発中)

SA-18 個人携帯式地対空ミサイル      西側はスティンガー

SA-22 近距離自走式防空システム      西側はパトリオット・PAC--3

SA-17 中距離自走式防空システム      

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by gyou-syun-u | 2013-08-29 20:02 | 世界情勢