ブログトップ

スカイ・ハイ

harock.exblog.jp

一期一会

シリア軍事介入 ネオコンのバレバレ大作戦 8

シリア化学兵器攻撃の死者数、米政府発表に水増しの可能性
米ロがシリア化学兵器廃棄で合意、14年半ばまでが目標
ロシア、「シリアの結び目」は解けることを米国に見せ付けた
(翻訳)シリア大統領バシャール・アル・アサドへのインタビュー

アメリカは3万トン、ロシアは4万トンの化学兵器を持っていたが、
湾岸戦争後の化学兵器禁止条約に基づき、米ロは廃棄を進めて行った。
しかしアメリカもロシアも2012年4月という期限に完全廃棄が間に合わず継続中である。
(アメリカは2年後、ロシアは7年後の見通し)
シリアの1000トンという量は米露に較べるとずっと少ない。
米ロが化学兵器で殺戮してきた人数と較べると、シリアでの化学兵器による死者数はずっと少ない。
一度は脱退したロシアがシリアと一緒に国連監視下に戻って、シリアに廃棄を促す変わりに
最新鋭の武器の供与がなければ、アサドも無条件には受け入れなかっただろう。
アサド大統領が冷血独裁となったのは、外国のテロリスト達がシリア国内を侵蝕したからであり、
元々は知性的な人間であるというのはインタビューから伺える(知性的かつ残忍=欧米)。
アメリカが出したダマスカス郊外の化学兵器による死者1429人という数字は他の国際機関が
出した300人〜500人の約3倍であり、米政府高官もあの数字は化学兵器以外の死亡者も混ざって
いると認めています。
アメリカが握っているという証拠も曖昧で、十分なものであればケリーはラブロフとの交渉で
優位に立てた筈であるが、実際にはロシアの方が優位に思える(ロシアは反体制側が使った証拠を
持っている)。ラブロフとケリーの米ロ協議で、アメリカはシリアに対して1週間で化学兵器関連の
リストを提出しろと要求した。
ロシアもアメリカのメンツを立てて譲歩したのだろう。しかしながらアメリカも軍事的圧力を
かけ続け、シリアが少しでも条約違反をすれば即安保理に軍事介入決議案を採択させる構えである。
故に地中海に展開中の米艦隊は臨戦態勢のままである。
軍事介入イケイケだったトルコは、これで軍事介入はなくなったと地団駄を踏んでますが、
アメリカとしては圧力をかけ続けなければならないので早々と退散できない。
まだ始まったばかりではあるが、今回はロシアが理由はどうであれ頑張った。
アメリカはテロリストとの関係を、もう一度洗い直さなければならない。
オバマ自身が「アメリカは世界の警察官ではない」と述べた事も大きな節目であったと思う。
日本も降り掛かる火の粉は自分で払わなければならない。
[PR]
by gyou-syun-u | 2013-09-15 19:56 | 世界情勢 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://harock.exblog.jp/tb/19659516
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。