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一期一会

小泉改造内閣の「宣戦布告」


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今回の組閣における人事は、サプライズではなく実力主義の適材適所で
あと1年ながらも、各々この1年で実力を出さないと、〃自民党ひっくり返るぞ〃と
言うメッセージでもあり、首相の本気さが感じられる人事であると思われます。
今回の改造内閣で注目すべきは、現在の厳しい北朝鮮中国韓国との関係の中、
あえて強硬派と称される安倍氏(51歳)を官房長官に、麻生氏(65歳)を外務大臣
に、そして中川氏(61歳)を政調会長に任命した事である。
国対委員長で活躍した中川氏は、自民党調査部会会長の任期を2期2年交代にして、
ベテラン族議員の政府に影響力を持つ調査会長の権限を切り崩す方針である。
ホームページには尊敬する人はJ・F・ケネディと坂本龍馬......と記されている。
この組閣はまぎれもなく、隣国に対する日本のメッセージであり、小泉首相の心意気
を示すものである。これ以上、中国韓国北朝鮮の言いなりにはならないぞ!と言う
メッセージであり、親米路線を更に加速しながら、もの言う日本国の再建を目指す
色合いが濃い。右寄りというよりも、主張する日本と言う意味で......
外国人記者クラブで英語で話した3人の中、前軍縮大使の猪口邦子氏(53歳)を
少子化男女共同参画担当大臣に、前財務官僚の片山さつき氏(48歳)を経済産業
大臣政務官に任命した。「単なる客寄せパンダじゃないわよ!」と言う事を
本人に証明させるつもりなのだろう。

安倍晋太郎氏は拉致問題で奔走し、真剣に取り組んで来た閣僚の一人であり、
父親譲りで線は細いが芯は強そうで、靖国参拝肯定派でもある。
野望の人ではなく、実直の人という印象を受けます。
保守の麻生太郎氏は、祖父が吉田茂元首相、そして戦前の朝鮮人労働者を
酷使した麻生炭坑の血を引き、麻生セメントを筆頭に福祉や医療など麻生財閥の
総帥である。セメント事業ではアメリカやヨーロッパとの経済人脈を有する。
この人は、2年前ある会合で元自民党幹事長の野中広務氏に触れて、
「野中のような部落出身者を総理にはできないわなぁ」と発言したと言われており、
その他にも隣国に対して差別とも受け止れる言動をしている。
故に、石原慎太郎氏と同じで絶対総理にはならないが、今回の外務大臣任命は、
毒は毒を以て制すという事だろう。所謂権力者の血筋であり、野望家である。
隣国も日本の地震や列車事故などを手を叩いて喜ぶ御国柄であるから、
彼等のヒステリックな報道などは、お決まりの内政手法であり、神経過敏になる
必要は無く、冷静な大人の対応をすべきであるが、かと言って今迄のような
外務官僚主導ではもはやどうしようもない。官邸主導で行くべきだろう。

ポスト小泉に関しては、世論調査ではダントツで安倍氏がトップであるが、
全ては今後1年の成果で決まるのだろうし、安倍氏も目の前の難問をクリアするだけ
で精一杯であろう。今回大臣になられた人達にとっては試練の1年であろうが、
脱派閥政治を目指す小泉改造内閣の真価を試される時であり、非常に面白い。
麻生氏や谷垣氏はどう見たって国民が選ばないだろう。小池百合子氏は論外だ。
やれば自民は負けるのだ!つまり派閥の色を無くした政治、政治家の資質のみで
どこ迄できるかの実験であり、チャレンジなのかもしれない。もし閣僚全員が本気で
あるならば、明確な指針を持つ力強い日本を再生出来るかもしれない。
言い方は悪いが、国民に対しても、隣国に対しても宣戦布告をしたワケである。

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by gyou-syun-u | 2005-11-03 15:40 | 世界情勢