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スカイ・ハイ

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一期一会

南沙諸島軍事施設 米中互いに引かず











ペンタゴンが南沙諸島の浅瀬に中国が建設中の人工島の撮影画像を公開しました。
哨戒機(P-8ポセイドン)から撮影された画像で、滑走路を含む軍事施設です。
中国は昨年、ベトナムのEEZ(排他的経済水域)内にある西沙(パラセル)諸島沖で、石油試掘作業を
始めたのと平行して、この軍事基地の埋め立てを進めていました。
パラセルの方は昨年の7月にデータ収集の為の試掘作業を終了して、これから本格的な開発事業を始める
予定でありましたが、結局撤収しました。石油が出なかったと言う話やアメリカからの非難に加え、
この事業を進める中国国営石油企業の会長でもあり、前中共の最高幹部であった周永康(チョウヨンカ
ン)の収賄と職権乱用での起訴が背後にあったようです。
不正と石油利権で巨額の蓄財がある周永康と息子の周濱は、習金平と同じ太子党でありますが
習金平は政敵を次々と粛正しております。

中国海軍  「我々の軍事警戒空域に近づいている。速やかに退去せよ」
アメリカ海軍「ここは中国の領海の外で国際法に基づいて行動している」

アメリカはこの人工島を中国の領海内とは認めていないが、完成すれば実行支配されてしまう。
故に完成する前に、島の12海里(22㎞)以内で偵察活動を行う可能性に言及しました。
中国を牽制したワケですが、これで今後中国がどう出るのか見物です。
中国外務省の反発から見て簡単に手を引くとは思えない。オバマは既にレームダックなので事を構える
気はないと思うが、アメリカもバイデン副大統領の講演から分かるように、手をこまねいて見るだけで
は済ませられない。
この人工島は紛れもない軍事施設で、しかも一カ所ではなく複数に建設中であります。
日本の主なシーレーンは、ホルムズ海峡からインド洋を通り、マラッカ海峡から南シナ海を通過して、
台湾とフィリピン沖の間にあるバシー海峡を通過して日本に向かうというルートです。
なので南シナ海に軍事施設なんか作られて周辺海域が中国に実行支配されたら、有事の際は日本の存亡
に直結します。という事で海自の潜水艦はバシー海峡でも監視活動を続けていますが、その時が来れば
南シナ海にも入るでしょう。

こういう緊迫情勢など頭に入ってない二階氏が、韓国に続いて国内の観光業者など3000人を引き連れて
訪中しました。政治問題と民間交流は別問題と言うが、それも限度があるでしょう。
今の韓国や中国に媚びを売って何になるのだろうか。中国も韓国も安倍政権を批判しているのは事実で
あり、自分とこの頭がボロクソに言われて尚、中韓に土下座外交をする二階氏の頭の中が理解できません。
安倍総理の親書を渡しましたが、習金平は読んでもごみ箱にポイでしょう。
今年の夏の戦後70年談話に「謝罪」は盛り込まないというのは確定済みですから、こんな訪中は
意味がないと思います。北京が訪中団を厚待遇し、中国メディアが「友好ムード」と見出しを付けたの
も、安倍総理の70年談話の内容を牽制する意味合いもあるでしょう。
日本を訪れる中国人観光客が、今年は300万人を超え過去最高の見通しとは言っても、相手は一党独裁
の共産国家です。人件費の高騰で世界工場の役目が終わり、次の段階を模索しなければならず、
コピーだけでは、技術の蓄積には繋がらないと気づき始めた。中国が技術大国なら、何故中国人観光客
は日本製品を爆買するのか。
「世のため人のため」という企業理念がないためで、金儲けの前にそんな発想は潰されるからです。
国際法を無視し、領土拡張と軍備拡張を続ける中国は、日中国交回復時代の中国とは違うのだ。
集団的自衛権の行使は、予想よりも早く訪れるかもしれません。
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by gyou-syun-u | 2015-05-25 16:57 | 世界情勢