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一期一会

自衛隊は本当に強いのか



自衛隊は強いのか弱いのか、の疑問にお答えしよう

海外派遣の自衛隊員、帰国後の自殺者54人

我が国は自然災害が多く、その都度自衛隊のお世話になってきました。
警察、消防、海上保安庁などの危機管理組織の中心として、戦場と変わらない過酷な現場で
任務を遂行してきました。命を賭ける国家公務員として、優柔不断の政治家や世論にも付き合わされて
きた。もう亡くなりましたが、親戚の叔父が航空自衛隊で戦闘機のパイロットをやっておりました。
知り合いには元レンジャー(陸自第1空挺団)の隊員がいて、仕事の同僚に元自衛官がいて、予備役と
して有事の際は動員されます。「自衛隊員は少し逝っちゃってる人が結構います」と言う話を良く聞き
ました。防大出は別にして、体力だけは誰にも負けないとか、親が自衛官だったり、自分探しの果てに
自衛隊に辿り着いたり、色んな資格が取れて給料が貰えるなど…入隊理由は個々で違うと思いますが、
体育会系の組織として捉えると、警察・消防と並び、パワハラの比率も高くなるのだろう。

元陸上自衛隊幕僚長の宮澤さんの記事では、60年間で1500人の訓練中の死者(殉職者)を出して
おり、菅官房長官の記者会見では、海外派遣で帰国した自衛官の自殺者は54人だそうです。
その他、自衛隊内のいじめの問題が週刊誌でクローズアップされた事もありました。
海外で1人の戦死者を出していない自衛隊も、国内ではドロドロした問題を抱えていると言う事です。
アジア最強の海上自衛隊のいじめなど哀しくなりますが、2006年以降は日本国内の自殺率の平均を
上回っているそうで、2003年から3年間で400人近くが懲戒処分されています。
you tubeやTVで自衛隊のドキュメンタリー番組を見ると、隊員は罵詈雑言を浴びせられてます。
これは他国の軍隊同様、自衛官教育の一環でありますが、これが密室での陰湿ないじめと化すと、
もう教育ではなくなる。上官の命令には絶対服従と宣誓している以上、精神的に弱ければ押し潰されて
しまうのかもしれない。ゆえに普通とは違う神経の持ち主の方が生き残れるのでしょうが、これは警察
や消防も同じで、自衛隊と同じくらい自殺が多く、過酷な現場でPTSDを発症したり、東日本大震災後も
自殺者を出しているそうです。ストレスの溜まり具合が一般の組織とは桁が違うので、いじめも横行
するのでしょうが、教育の区別を自覚できない上官は、どんどん首にしろと言いたい。
他国の軍隊と較べて文盲がいない自衛隊は教育レベルは高いと言われるが、旧日本軍の鉄拳教育とは
時代も違うのだから、「自殺するような人間はそもそも自衛隊・警察・消防には向いていないのだ」と
いう論は通用しない。東日本大震災後、自衛隊のメンタルヘルスケアは強化されたと言われます。

宮澤さんが指摘する、日本人の国防意識についてですが、家族や友人、会社といった身近な環境に
関しては守るべき存在であっても、こと国防に関しては、戦後ずっとアメリカの核の傘の下で経済だけ
ひたすら邁進して来た日本人の心には対岸の火事に過ぎなくて、平和ボケの日本人には自衛隊の存在も
無関心でありました。ところがバブルが弾けて国内外を見渡してみれば、対岸の火事の煙が日本列島に
覆い尽くしていました。
北朝鮮不審船事件、湾岸戦争、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、世界同時多発テロ、そして日本の
転換期でもある東日本大震災……
さすがに、少しずつ日本人の国防意識も芽生え出したというレベルですが、紛争や戦争に日本が直接
巻き込まれる危機意識よりは、自然災害に対する防災意識の方が強いのではないかと思います。
震災での自衛隊の献身的な活動で、国民の見る目も多少変わったとは思いますが、それでも共産党や
9条の会といった市民団体は、国民の命を体を張って守る組織である自衛隊を、「戦争屋」として
目の敵にしております。
旧日本軍が東南アジア諸国に侵攻したのは、欧米列強の植民地化政策を阻止する為であり、
決して侵略のためではなかったと個人的には思っております。

北方領土「日本に権利ない」 ロシア外相、地元紙に
戦後70年経っても、この地球は戦勝国の論理で回っているのが現実です。

ラブロフ外相 「日本は第2次大戦の結果に疑いを差し挟む唯一の国だ。
        北方領土は第2次大戦の結果、戦勝国ソ連の領土となったのだから、
        敗戦国の日本には返還を求める権利はない。」

特攻の父と呼ばれた大西中将は、特攻隊編成後、涙ながらに隊員に語った。
  
  「特攻は統率の外道である。もう戦争は続けるべきではない。
   ただアメリカを本土に迎えた場合、歴史に見るインディアン、ハワイ民族のように
   闘魂あるものは次々に各個撃破され、日本民族の再興の機会は永久に失われてしまうだろう。
   しかし、特攻により、敵を追い落とすことができれば、七分三分の講和ができる。
   そのために………特攻を行ってでもフィリピンを最期の戦場にしなければならない。
   しかしこれは、九分九厘成功の見込みなどない。では、何故見込みのないのに、このような
   強行、愚行をするのか?ここに信じて良いことがある。いかなる形の講和になろうとも、
   日本民族がまさに亡びんとする時に、当たって、身をもって防いだ若者たちがいたという
   歴史の残る限り、500年後、1000年後の世に必ずや日本民族は再興するであろう。  」





日本の仮想敵国は、中国・北朝鮮・ロシアですが、場合によっては韓国も含まれるでしょう。
当面の脅威は、日本全土に照準を合わせている中国の核ミサイルと北朝鮮の弾道ミサイルで、
後方支援としては中東危機と朝鮮有事・台湾有事です。
現代の戦争は陸・海・空を問わずミサイル戦が主流であり、一発でも当てられた方が負ける。
昔の戦艦は装甲が厚く砲撃にもある程度耐えられたが、戦後ミサイルが本格的に開発され、
対艦ミサイルの威力も射程も進化して、装甲を厚くしても無理であり、故に回避能力優先の為の
船体軽量化で、装甲は薄い。戦闘機も早期警戒機の支援下での戦いであり、より射程が長く速度が
速いミサイルの開発が進んでいます。
戦車に限っては対戦車兵器の進化により、ある程度の防護力を持つ装甲が必要です。
いずれにしろ、電子機器の性能が勝敗を大きく左右するという時代に突入しています。
自衛隊は強いのかと言うのと、日本の兵器の精度はどれくらい高いのかと言うのが同じベクトル上に
あるわけです。戦闘員同士の肉弾戦も戦闘機のドッグファイトも、近代戦では少なくなってきます。
ミサイルの進化によって、我が国独自の「先守防衛」のスタイルも危うくなっております。
相手から武力攻撃を受けた時に初めて武力行使できるという事ですが、敵のミサイルが我が国に向けて
発射された時点で迎撃態勢を取らないと、着弾してからハイ攻撃しますじゃあ遅いワケで、
その為に自衛隊は哨戒任務に最大限の力を入れています。
中国やロシアはミサイル万能論で逝ってる様ですが、日米はそれにプラスαを加える。
核戦争の可能性は低いと思うが、地震にしろ領土紛争にしろ、鉄壁の防御は欠かせません。
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by gyou-syun-u | 2015-06-01 21:38 | 世界情勢