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一期一会

大中華思想と安保法制






中国の歴史は興味深い。
神話時代の伏義・神農・黄帝の三皇と、それに続く少昊・顓頊・帝嚳・尭帝・舜帝の五帝で
文明の基礎を築き、夏王朝の始祖である禹帝から中国文明が動き出したとされてます。
勿論、この時代の中の国は今の中国人とは限りません。
天を仰ぎ自然の運行を見極め八卦を生み出した伏義、神農は百草を舐めて薬性を知り漢方を生み、
黄帝は衣冠を制定し、船や車を作ったとも言われます。
尭帝は「允(まこと)に厥(そ)の中を執れ」と言う一句を舜帝に伝え、真意を悟った舜帝は、
禹帝がこの一句だけでは悟らないだろうと思い、これに「人心これ危うし。道心微なり。
惟(こ)れ精、惟れ一」と言う三句を加え、禹帝に伝えました。
人心惟危 道心惟微 惟精惟一 允執厥中 「人心惟れ危うし。道心微なり。惟れ精、惟れ一。
允に厥の中を執れ。」尭・舜・禹相伝の四句16字の心法の解釈は……
「人の心は肉体があるがため物欲に迷って邪道に陥る危険があり、従って人が本来備えている
 道義の心は物欲におおわれ微かになって明らかにし難い故に、人心と道心の区別を精密に考察し、
 肉体の欲から生じる人心をまじえず、道義の心の正しきをひたすらに執り守って失わぬ様にし、
 道心が常に主となり、人心はその命を聞く様にせねばならない」
という事だそうです(天道道義より)。簡単に言えば霊主体従の考え方ですね。
肉体が生じるとそこに魄が宿り、魂魄を携え人は生きる。血気盛んな魄が肉体を主導すると
肉主霊従(サタン)となる。文明の始まりからして、時の帝王は人心の危うさを知っていた。
イエス・キリストが生まれる遥か以前に肉主霊従の危険性が指摘されていたワケですね。

中国の国境線は総計で約21,000㎞。日本列島の長さ約3000㎞の7倍もの長さで、14ヶ国と国境を
接しています。中国政府が公認する少数民族は、支配民族である漢民族を除いて55ですが、
その中で最大の人口を有するのは、タイ・ベトナム系の血を引くチワン族で、約2000万人。
次に人口が多いのは、イスラム系(トルコ)の血を引くウイグル族と、同じイスラム系でも
アラブ・ペルシャの血が混ざった回族、そして満州族(北東アジア系)で共に人口は約1000万人。
特にウイグル族と回族は、こんな中国人見たことないアルヨ……と言うほど、あっち系の顔が多い。
そしてチベット族は約600万人。他にも朝鮮族等々。
中共が侵略・併合して中国の自治区となっている地域は、内モンゴル自治区、広西チワン族自治区、
チベット自治区、新疆ウイグル自治区、寧夏(ねいか)回族自治区の5つですが、その中枢は流入して
きた漢族に占められています。
特に虐殺が惨かった内モンゴル、新疆ウイグル、チベット、この3つの自治区で中国全土の約4割の
面積を占めます。1979年から始まった一人っ子政策は、人口が一番多いチワン族以外の少数民族は
当初免除されましたが、漢民族が行政の中枢を占めるようになってからは、ウイグルやチベットでも
不妊手術を強制されていた事例が明らかになりました。
中国が長大な国境線を跨ぐこの3つの地域の実行支配を強化するのは、外敵に対する防衛策であり、
ISと同じやり方で、少数民族を人質もしくは盾にしているワケです。
問題になっている南シナ海の領海問題も、いずれ漢人を送り実行支配するのが常套手段であります。
東シナ海の先には沖縄があり、そこを実行支配したら行き着く先は日本列島の自治化です。

時代は馬から戦車、木舟からイージス艦、槍からミサイルへと変貌し、戦闘エリアは陸海空から
宇宙へと拡大してます。自国の歴史の闇を直視できない中国が、いくら日本に歴史認識を改めよと
言っても、工作員の息のかかった政治家や市民団体以外は「ふざけるな」と言える世論も昨今は
形成されてきました。世界中の異論反論オブジェクションを吟味できる環境が日本にあるという事は
すごく大切な事で、公私問わず日本の発信力強化の時代に入りました。そういう中国の大中華思想を
抜きにして、集団的自衛権が憲法違反であるとか、憲法論議になっちゃってます。
現行の憲法の制約下で如何に抑止力を行使できるかを優先すべきで、違憲となって喜ぶのは
中国ですよ。全ての戦力と交戦権を放棄した(憲法9条第2項)自衛隊に、何故5兆円もの防衛予算が
つくのか?交戦しない防衛等存在しない事を誰もが知っていながら、目の前の危機を無視し、
まるで神学論争のように意味のない議論になっています。
国連憲章も「攻撃されたら反撃しても構いませんよ」と謳って個別的、集団的自衛権の行使を
認めているのに、戦後70年も経って世界情勢も大きく変化し、敗戦国の武装解除という、
ヤクザの組解散の念書じゃないんだから、独立国家として9条第2項は削除すべきであります。
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by gyou-syun-u | 2015-06-15 17:03 | 世界情勢 | Trackback | Comments(0)
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