ブログトップ

スカイ・ハイ

harock.exblog.jp

一期一会

エシュロン



Echelon


アメリカの国家安全保障局NSA(National Security Agency)の名前は結構
知られているけど、エシュロンはそれ程の知名度はないかもしれません。
NSAはCIAやDIA,FBIなど現代アメリカの情報機関を統括する神の目とも呼ばれており、
特に軍事衛星を駆使した情報の収集分析が主な任務であります。
アメリカの軍事衛星の解像度は90年代で高度数百キロから地上50センチ、現在では
地上10センチを識別可能だと言われています。あと数年もすれば、宇宙空間から携帯の
メールが読める様になるでしょう。
ちなみにもうすぐ打ち上げ予定の、経済産業省と文部科学省共同開発の陸域観測技術衛星ALOS(エイロス)もかなりの高性能らしいです。

このNSA主導の全地球的通信傍受システムがエシュロン(三角編隊)であります。
アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドというアングロ
サクソン5か国の血で世界的規模の通信傍受システムを作り、情報を共有しようという
訳で1941年発足。表向きは非軍事目的の通信傍受という事ですが、紛れも無く
「国家公認の盗聴システム」であります。
地球の軌道上の軍事衛星の数はアメリカしか知りませんが、画像で世界を垣間みた次は
通信という事で、インテルサット(国際遠距離通信衛星)経由で通信を傍受したり、
その他地域別に各国の通信衛星や海底ケーブルなどを標的にして傍受しているらしい。
5つのステーションのアンテナがあらゆる通信情報を無差別に傍受し、あらかじめ
入力されたキーワードから、スパコンが要注意情報を検索すると言う訳です。
これらの情報は、国家安全保障上の外交やビジネスに活用されると言うことですが。
特にイングランド北部にあるステーションは、ネットワークの中で最強であるらしい。
補足ステーションの中には米軍三沢基地も含まれております。
世界中の電子メール、電話、ファックスその他の通信情報が盗聴されてる可能性があり、
現在ではアメリカ国内のハッカー達のエシュロン叩きが始まっております。
インターネット情報の90%を消化できると言われておりますが、1日に数十億の
通信情報を無差別で傍受し、検索処理をする。非軍事と言ってもアメリカの場合
何よりも国家の安全が優先であり、情報操作も含め情報を制するモノが世界を制す
事をアメリカとイギリスは十分過ぎる程認識しているのであります。
一方で、そんな膨大な情報を分析できるほど人間の数は揃っているのか?と言う
声もありますが、ハードの飛躍的進化で、もしかして解消されるかもしれない。
懸念されるのは、日本のハイテク技術がアメリカの世界戦略の為に、都合の良い様に
利用されるかもしれないという事であります。
しかし、まぁスパイ衛星やエシュロンでも人の心は読めないと思いたいわけで。。
[PR]
by gyou-syun-u | 2005-04-27 23:11 | 世界情勢 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://harock.exblog.jp/tb/333191
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。