ブログトップ

スカイ・ハイ

harock.exblog.jp

一期一会

昔懐かし愚連隊


ヤクザで思い出して、本棚からヤクザもんを引っ張り出して久しぶりに読み返した。
「愚連隊の元祖 万年東一」と言う本である。時は昭和初期。学生与太のヒーローと
して渋谷から新宿を駆け抜けた都会派愚連隊の走りで、金には全く無頓着であったが、
義理人情を重んじ弱気を助け強気を挫く、人望があり慕われていた〃爽やかなヤクザ〃
であったらしい。後にデビューした渋谷の〃安藤昇〃も万年の舎弟の舎弟だったそうで
すが、安藤昇のエッセイも結構面白く読めました。
活字を追っていても、暗いイメージが全然ない。この万年東一も仲間と一緒に、
「大和拳闘クラブ」を作って自主興行をしてたそうですが、この頃から現在まで、
ヤクザとボクシングは深い繋がりがあったのである。唯、この頃は小使い稼ぎ程度で
好きだからやっていたのであって、ギラギラした金銭欲とは無縁であっただろう。
陽の当たらない場所から、もう一つの太陽を求めて、裏社会が表社会を浸食しつつ
ある現代に於いて、義理人情に長けた昔のヤクザもんに心が揺れてしまいます。
現在のオレオレ詐欺を筆頭にした下部組織から、企業舎弟や指定暴力団迄、本当に
ダニ以下であるが、それでも必要悪とされ、生息し続けて居る。

ライブドア野口氏の怪死は、ヤクザが絡んでいるのは間違いないと思いますが、
表と裏が融合され混沌とした中で、カタギの中にも頭のオカシイ連中が増えて来た。
裏社会にしか生きられない哀しい宿命を背負った命もあるだろう。故に裏には裏なりに、
それらの外道をまとめる〃親〃が必要である。今時のヤクザの幹部は大学出が多いそう
ですが、政治の社会と同じで、そういう人望あるリーダーの不在が、あらゆる意味で
日本を根無しにしつつあると思います。
いずれにしろ、ヤクザが金持ったら鬼に金棒ですね。
人は強いものに憧れますが、本当の強さとは何かを皆が理解する時代、
その時、本当の意味で表と裏が一つになれるのではないだろうか。
[PR]
by gyou-syun-u | 2006-08-06 21:09 | 国内情勢・世相 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://harock.exblog.jp/tb/3517626
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。