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スカイ・ハイ

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一期一会

量子コンピューターは神か悪魔か?


量子コンピューターと言うと何でもかんでも超高速なのかというとそうでもないらしい。
私達が使っているパソコンは日進月歩の勢いで進化し続けていますが、
半導体の集積回路は超小型化にも限界があり、半導体の大きさが原子レベルまで小さく
なると、電流(電子)を流した時に、量子力学で言われるトンネル効果(越えられない筈の
エネルギーの壁の向こう側に電子が通り抜けてしまう現象で、稀に発生する)が起きて、
隣の回路に電子が流れてしまい機能を果たさなくなってしまう。
つまり、半導体の大きさは原子レベルの一歩手前が限界という事になります。
そしてその時期は「半導体の集積密度は18ヶ月で倍増する」というムーアの法則に
よると、2020年頃だと予測されています。それ以降は現在の半導体技術とは
違った方法で集積回路を作らなければ、更なる超高速化は不可能と言う訳です。
そこで量子コンピューターの登場ですが、もっとも日常で使うレベルであれば全然問題
ないのですが、地球シミュレーターや、ミサイルの弾道計算など天文学的な計算が可能
なので膨大な解析データが必要な分野においては、もし実現すれば革命が起きる。

セキュリティの問題として、解読不可能な暗号通信技術である公開鍵暗号が数分で解読
されてしまうという点で、NSAが気になって仕方が無いというのも頷けますね。
世界を監視するNSAにとっては量子コンピューターはいち早く導入したいでしょう。
とは言え、現段階では演算素子である量子ビットと、それらを閉じ込める空間である
量子ドットの研究開発が進められている状況であります。
勿論それに行き着く間には、既存の半導体技術とセットになるかもしれませんが、
一般的な常識が通用しない素粒子レベルの話であるから何が待っているか未知数である。
尋常ではない一例として、粒子の瞬間移動〃テレポーテーション〃があります。
量子力学の世界では、もつれあった粒子は互いにどんなに離れていようが、物理的な
特性が瞬時に転送され、相互関係を保つという現象が実際に起きてる訳ですが、
ミクロの世界における粒子の不思議な動きは人為的なものではないが、それを人為的に
操作しようとする試みが世界中で研究されています。勿論これらは量子コンピューター
と連動する訳ですが、この世界で言う「量子テレポーテーション」とは物質が瞬間移動
するのでは無く〃情報〃が別の場所に移動して、その情報をもとに同じ物質が完全に
再構築(コピー)されると言う事らしい.......
その情報というのは人間であれば〃魂〃という事になるそうですが.......
現在までにテレポーテーションが成功しているのは、量子状態の原子であり、
人間を含む生物の瞬間移動となると遥か先の話だそうですね............
しかし次世代のネットワークにおいては、この情報の転送手段が重要となる。
日本では今年、東大助教授の古澤明チームが、世界で初めて量子テレクローニング
(コピーして転送する遠隔複製)に成功。これは量子ネットワークに情報を分配して
通信する為の制御技術だそうです。勿論まだ、始めの一歩だそうです。

実は私が本当に興味あるのは、量子コンピューターや量子テレポーテーションが、
異世界や霊界を解明する手だてとなり得るか?という事です。
人間を転送する場合、理論上は素粒子の集合体である人間を素粒子レベルにまで
解体し、別の場所に転送して、転送された場所で素粒子の集合体へと再構築する訳ですが、
ある意味粒子が集合出来ない状態が死であるのかもしれない。
死と言うのは素粒子が離散したまま、相互関係だけが消滅する状態ではないのか?
とか妄想に耽ったりします。
遺伝子操作や量子コンピューターはパンドラの箱で、ある意味神の領域で、犯しては
ならないものなのかもしれない。しかし現在のスパコンで1千万年かかる計算を、
僅か数十秒で結果をはじき出すと言われる夢の量子コンピューターにときめきを
感じないのもウームではある。何となく「アキラ」を連想するのですが。
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by gyou-syun-u | 2006-10-07 22:50 | 科学