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一期一会

格差は是か否か


格差社会に拍車がかかる世の中ですが、人は本当に平等な存在なのだろうか?
例えば六道輪廻の思想から言えば、人類は長き輪廻の積み重ねに於いて数多の罪を
犯して、転生する先々の世でその清算を余儀なくされる事になるのですが、
この思想からすれば人間は平等どころの話ではなくなります。
前世の因果が現世で形として顕われるワケですから、人それぞれ〃魂の事情〃は異なって
きます。勿論現世で課せられる、良かろうが悪かろうがその初期条件は変更可能であり
ますが、多くの人はその初期条件の環境に流される。
有識者の中には、格差は能力の差で努力の差であると自己責任を匂わす人もいます。
しかし、絶対的能力を有する人間と、そうでない人間との差は努力だけでは縮まないの
は厳然たる事実で専門分野では尚更であります。
つまり生まれながらの差は確実に存在するのです。
ついでに言えば〃金を持つべき人間〃が金を持つべきなのであり、社会的責任感など
皆無の人間は持つべきではないと思いますが、そうでは無いから問題が生じます。
ヒトの人生はカオス理論の蝶々効果と似た所があって、ビリヤードの球の打ち出しが
ほんの数ミリズレただけで最終的には大きな軌道のズレに変わってしまう。
初期条件がほんの少し違うだけで、その後は軌道のズレが増幅されてしまう。
勿論、大抵は軌道修正を試みますが...........


つまり六道輪廻が完璧に平等なシステムだからこそ、現世での人間は平等な存在では
ないのです。そして不条理だからこそ異なる相手を慮る社会的適合性が芽生えるように
ヒトの知性には確かにそのベクトルが存在します。
しかし、人生の指標に於いて〃金を儲けたい〃と言う願望に日本国民ほとんど格差は
ありません。猫も杓子も金金金であります。そこには高い精神性は微塵もありません。
清く貧しく美しくの文化がもっともっと成熟して欲しいと個人的には感じますが、
時代はそれを全く許してはくれませんね。相変わらず消費が美徳の世の中です。
看護師不足で外国人の雇用に踏み切らざるを得ない状況だそうですが、3Kの仕事を
日本の若者が敬遠してしばらく経ちます。
努力や愛国心をわざわざ国が国民に教える必要はないと思いますが、人は互いに支え
合わないと崩れてしまうという認識を国民皆が持てる様な、少なくとも職業差別を
しない様な社会環境作りを安倍内閣に望みたいのですが無理ですかね?
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by gyou-syun-u | 2006-11-23 22:16 | 国内情勢・世相 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 横山真一 at 2006-12-10 19:58 x
3kの仕事を若者が敬遠してはいないですよ。
看護士は常に供給不足なのは昔からですし、看護士を受け入れるのというのは世界的な流れですからね…(供給:発展途上国→需要:先進国という形)。良いか悪いかは別にしても、「日本だけ良ければそれで良い」という考え方が通用する時代ではなくなっているので…。
Commented by gyou-syun-u at 2006-12-10 22:18
横山さん、初めまして。コメントありがとうございます。
私自身ビルメン関連の仕事をしてまして、いろんな人を見て来ましたが、額に汗して働くよりもキーボード叩いて金動かす仕事の方が夢を持てると思いがちな若者が多いと言う印象を持ってます。勿論そういう
若者ばかりではないと思いますが、バイトやボランティアではできるけど
一生の仕事となると二の足を踏んでしまう。モノ作りは日本の基幹産業
で、期間工も大事な戦力。いずれにしろこの国の将来は政治家ではなく、若者が動くかどうかで決まると思います。期待してます!