極道に何人道を極めた男がいるのだろう
昨日一昨日と港区渋谷区豊島区でヤクザ同士の発砲事件が起きましたが、指定暴力団で
ある山口組と住吉会の下部組織の六本木周辺の縄張り争いだそうです。
機関銃や爆弾ではなく、短銃4,5発でニュースになるのだから日本はまだ平和です。
仁義が廃れたのはヤクザの世界でも同じようですが、暴対法が厳しくなって以来、
表立っての事件は少なくなりましたが、闇の中に潜航する経済ヤクザも増殖してます。
やはり未だに飲食業やパチンコ屋などは〃みかじめ料〃を払ってるそうです。
普通の企業であればセコムや総警などの警備会社と契約を交わしますが、客商売の場合
は色んな事情があるんでしょう。一旦ヤクザと縁を作ってしまうと店閉める迄関係は
続くのだ。風俗や闇金だけでなく芸能界や格闘技関連など昔からの流儀だと思いますが、
仁義が成り立ってた時代ならいざ知らず、金の成る木を見つけると、今時のヤクザは
フロント企業(企業舎弟)として表の社会で堂々と生きるのだ。
ライブドアの野口氏が沖縄で殺された事件も(自殺とされてますが)、ライブドアと
深い関係にあったフロント企業の為せる技でしょう。
数年前、仕事の関係で稲川会系組事務所を訪れた事がありますが、玄関の脇には
デッカイ檻に飼われたドーベルマン! 応対に出た組員はそんな強面ではありませんで
したが、黒塗りのセルシオに乗って帰って来た組員達はそろって角刈りのモロでした。
外見で人を判断してはいけないと教えられますが、やはり人間見た目も大事だぜ(笑)。
只、組員の6割が同和、3割が在日、残りの1割が一般の日本人という話は興味深い。
あの独特の空気や目つきは、環境によって形成されたものなんだろう。
安倍総理の唱える「格差の無い社会」など、彼らは聞く暇もないだろう。
格差から抜け出したくて極道になっても、強くなければ金を稼ぐ事が出来なけゃ、
彼等もまた格差に逆戻り。差別があればそれを乗り越えようとする。金がなけゃ
金を儲けたいと願う。そこまでは誰しもが思う事であります........
耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶ事は、人格者であっても誠に難しい処であります。
by gyou-syun-u
| 2007-02-07 21:59
| 国内情勢・世相