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スカイ・ハイ

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一期一会

インド


昨年の10月、私はインドのデリー空港に降り立った。
イミグレーションを無事通過し、カーキー色のパンツとTシャツにサングラスを
ぶら下げ、周りを見渡す私を不審者と思ったのか、腰にピストルをぶら下げた空港
警備員が声をかけようとした、その時、○○さんデスカー?と言いながら私に近付いて
来た禿げ頭のオッサンが(私もオッサンなのだが)、今回のツアーガイドのインド人で
あった。ガイド歴数十年のベテランである。
お互い初対面だったが、共通の知人を通して情報を交換してたのですぐに意気投合した。
インド旅行というと大抵一ヶ月とかの貧乏旅行が多いが、社会人の私にとっては、
三泊五日を確保するのが精一杯だった。
エアインディアのバンコク経由だったので、11時間くらい乗って非常に疲れました。
機内食はベジタリアン用とノンベジタリアン用があって、やっぱりカレーだった。。
今回はプライベートツアーだったので、普通のツアーでは行けない場所を色々
回りました。彼の家に泊まる話もあったが、奥さんが怪我の治療中と言う事で
ホテルに変更した(結局ホテルのお湯は出ず・・・)。
定番の観光名所を回ったあとは貧民街を中心に、街の空気を堪能しました。
中心街を一歩離れると、街は汚く異臭がする。
それでも人々の表情は活気があるのだ。只、それは何かを成し遂げようとする
精気ではなくて、何が何でも生きるというサバイバルの欲望なのかもしれない。

インドはカーストの国であり、バラモン(司祭階級)クシャトリヤ(王族階級)
バイシャ(庶民階級)シュードラ(奴隷階級)と大きく4つに分かれており、
この下に、不可触民と呼ばれる最下層に属する人々がいます。
バイシャの大学生やシュードラの人達とイラク戦争や神について色々話しました。
最終日、ある寺院で学校にも行けない最下層の子供達(不可触民)に、
砂糖菓子を配って来ました。
皆、あどけない顔で満面に笑みを浮かべ、もっともっと頂戴!と手を差し伸べてくる。
人口が中国と匹敵するため、特異な両性具有集団ヒジュラが住む国でもある。
21世紀は中国やインドの時代とか言われるけど、ヒンドウー教の世界観を差し引いても
このような差別体系が堂々とまかり通るような国が、世界をリードできる訳が
ないだろうという気がします。
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by gyou-syun-u | 2005-03-23 22:59 | 世界情勢