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スカイ・ハイ

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一期一会

隠される大量殺戮


熊本・慈恵病院のこうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)設置に私は賛成である。
勝谷誠彦氏は自身のブログで糾弾してますが私は賛成である。
このような状況に陥る迄の国の行政にも問題があるが、熊本の慈恵病院の理事長が
平成16年にドイツを視察、以来準備を進めて来たという。
病院側の説明は、「あくまでも緊急措置で、捨ててもらうのが目的ではない。新生児の
産み捨てや、不幸な中絶を少しでも減らしたい」........考え直した親が引き取りに来る
場合の手続きを書いた紙も入れるという(サンケイ記事)。
人生にはどうしようもない修羅場や刹那の時がある。
誰にも相談出来ない、あるいは誰とも会いたく無い。電話もできない。頼る人もない。
1億3000万人が蠢く日本で、今この瞬間にも生き死にを思う人がいるだろう。
救える命、殺される命、この籠は、たった1人でも救える措置なのかもしれない。
虐待される子供達が増える中、〃ゆりかご〃に預けようとするバカ親はまだマシである。
それに養子縁組をした方が、子供の将来にとって良い場合もあるだろう。
鬼畜のような親が増殖する中、致し方無い措置と考えるべきだろう。
安倍総理や官房長官の拒否反応は解らないでもないが.........

ところで、人工妊娠中絶件数は平成15年のデータで年間30万件。
特に20歳未満と40歳以上の全出生数に対する中絶率がそれぞれ7割近くあり、20歳代
でも4割を占めている事に対し、妊娠した事も妊娠させた事も無い私ですが改めて驚きます。
妊娠12週以上(妊娠4ヶ月....内臓や手足などの器官がほぼこの時期に完成される)の
胎児は〃人〃として扱われ火葬の後埋葬され、それ以外の胎児あるいは肉塊は全て医療用
廃棄物として焼却処分されるそうである。赤ちゃんポストと言うマスコミがつけた名前より、
この医療用生ゴミの方が気色悪いでしょう。
様々な男女関係あるいは経済的要因で中絶せざるを得ない女性の気持ちを、私が解る
わけありませんが、男性の気持ちだったら解るかもしれない。
年間30万体として10年で300万体、20年で600万体。日本でこの数だから世界だと
膨大な数になるだろう。ユダヤが問うたアウシュビッツの犠牲者600万人も世界の
人工妊娠中絶の数には遠く及ばない。

中絶後供養されるが、やはり産まれて来るべき命を絶ってしまうのだから、冷徹に述べると
大量殺戮に違いない。今現在、2分に一件中絶手術が行われている計算になるそうだ。
アメリカのキリスト教右派は中絶禁止や同性愛反対を唱えますが、その割には偉く暴力的
である。声高に人権や平和を叫ぶのも良いが、人類は皆自分の足元を見極める時代に
入ったのだ。こうのとりのゆりかごに一旦は預けても、また思い直す勇気や動機を病院が
与えてくれるかもしれない。逆に産み捨てを助長する結果になるかもしれない。
美しい言葉と哀しい現実。人類が生命倫理や徳育をこれからも軽視するのであれば、
間違いなく人類は滅びる。「ねぇ、ボク達の叫びも聞いてよ!」と水子が言ってる。

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by gyou-syun-u | 2007-03-04 21:57 | 国内情勢・世相