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一期一会

千鳥ケ淵の魂


来週の日曜日(16日)東京千鳥ケ淵で明王の月例護摩が行われます。
当日は参加できないので、ここに改めて戦没者について語りたいと思います。
当ブログにおいては、靖国問題や戦争について言及して来ましたが、国内では
やはり独立国としての日本の行方より、明日の生活や経済の方が大事だと捉える
人達が多数を占めるという現実があります。美しい日本を謳った安倍内閣は無惨に破れ、
政治=生活を重視する民主の風が一時は吹きました。しかしながら生活を潤す筈の業界
トップの数々の不祥事は、美しく無い日本の証明でもありました。
人類の歴史は戦争の歴史でもありますが、勝者が表の歴史を作り、敗者は闇に葬られ
真実の歴史は覆い隠されてしまう。その時代に生まれたとは謂え、世界中の多くの若者や
非戦闘員が戦争に駆り出され命を絶った。これは戦勝国も敗戦国も同じである。
戦争で死ぬ事は交通事故で死ぬ事とワケが違い、お国の為に命を捧げる行為である。
戦時下ではそれぞれの国が神に祈り、自国だけが神に選ばれた国だと称す。
数多の生命が旅立ち、数多の生命がまた誕生する。どれだけ魂が飛ぼうと時は流れるのみ。
神風特攻隊の遺書を読んでも、決して鬼畜米英ばかりでは無く、自分を親を世界を
見据えた名文もある。とても20代の若者とは思えない。
国を憂う心や世界を見据える心が風化したかの様な今の世の中で、理不尽な事は山程ある
が、戦争に参加しないという勇気も、文字や言葉ではいくらでも戦争しますよという裏返しにも
なる。言論の自由も闘争である。文字が誕生した時、神は嘆き悲しんだと言われるが、人間
は文字や言葉でも戦争するという事を神様は見抜かれていたのだろう。
特攻隊の生き残りの老人が亡き戦友に向かって「貴様が命を捧げる価値などこの国には
無かったのだ!」と言い放ったそうですが、この言葉は重い。

富める国と貧しい国。この並行宇宙の中で、ひとつの宇宙では兵器のロボット化と、
世界政府樹立の為の布石の数々。ひとつの宇宙では再生医療の飛躍に繋がる万能細胞や
新薬の開発。軍事技術の民生化が著しい現在では、間接的に戦争に加担せざるを得ない。
日本は武器は売らないと言っても、どれだけの技術が武器に組み込まれているのか。
精密機器やステルスの塗料その他日本の得意分野は多い。
表向きに死の商人では無いと言っても、それは建前に過ぎない。
無意識にそうなってしまう仕組みが今の世であると再認識してしまう。
そう言う意味で、世の枠組みは昔も今も変わらないのだ。
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by gyou-syun-u | 2007-12-09 20:21 | 国内情勢・世相