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一期一会

クラスター弾

US Air Force dropping Cluster Bombs...
クラスター爆弾禁止採択 国際会議全会一致、米中ロは参加せず
日本、規制外の代替策検討 クラスター弾廃棄

NGO主導で始まった軍縮交渉オスロ・プロセスのダブリン会議に、米国・ロシア・
中国は参加してませんが、アメリカが動かなければあまり意味はない。
欧米諸国は子爆弾の自己無力化への開発を進めていると言われますが、日本の自衛隊
が、かなりのクラスター弾を保有している事は、あまり触れられなかったですね。
クラスター弾は、投下された親弾の中に仕込まれた数百個の子弾により、小規模の
爆発を広範囲に引き起こすもので、硬い建造物よりも柔らかい対人・対戦車用に使用
される。利点はコストパフォーマンスに優れる事であるが、弱点は不発弾が大量に
生じると言う事で、子爆弾の落下速度その他諸事情で、起爆装置である信管が作動
せず、不発率が高いと言われる。過去中東で不発弾の事故が相次いで起こり、かなり
の犠牲者が出ている。非人道的に見えるが、軍事面から言えば効率的な兵器である。
しかし、不発率が高いという事で、落下して何年か経って、偶発的な衝撃で爆発して
多くの民間人を巻き込んでしまう。故に、旧型のクラスター弾は全面禁止、原則廃棄
にするという合意ですが、戦争にも人道を持ち込まざるを得ない状況は何とも言いが
たい。戦争する側は、より効率的に制圧できる兵器を考える。
クラスター弾を発案した人間は、現代社会においては決して異常者ではないのだ。
アフガニスタンやカンボジアやタイでは、今なお地道に地雷除去作業が行われており
クラスター弾も含まれる。負の遺産は世界中に埋まっており、状況は厳しいが
それでも......。

スガシカオ 夜空ノムコウ
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by gyou-syun-u | 2008-06-01 00:46 | 世界情勢