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一期一会

驚愕の八卦 その壱


〃当たるも八卦当たらぬも八卦〃でお馴染みの八卦は本来、未来予見という世俗的な
ものではなくて、易経の中核であり宇宙のホログラムであり、原子核から銀河系まで
あらゆる領域に対応しています。
易という字は日と月を合体したもので陰陽を表します。相対性ですね。
易経は中国最古の哲学書と言われており、難解な書物であり未だ全貌は明らかには
されてませんが、学としての易(易経、周易の略)が成立してから約3千年。
易学の誕生は殷周(封神演義の時代)の時であり、文王(姫昌)が獄中で〃後天八卦〃
を表し、それから学問としての肉付けが始まりました。文王は5千年前の伏義が描いた
〃先天八卦〃を基盤に普遍的な法則である対応の易を、万事に適用できる流行の易に
編集しました。後の清朝の時代に易が妄想邪説として発禁書に認定されて以来、
次第に易の深遠な理論は人々の忘れる処となり、占いの部分だけが残ったという事です。
しかし、近年、物理学や生物学や医学その他多岐に亘り、易の理論が注目され
システム論の草分けではあるまいか?という追い風が吹いてます。

伏義は原始時代の自然科学者であり、黄河中流の部族の長であったと伝えられてますが、
何十年も空を仰ぎ見て、星や自然や人間を観察し宇宙の道理を探していましたが、
ある日、黄河の中流に忽然と「竜馬」が現れ、その背中に図形が描いてあった!
その符号が自分が研究してた道理と一致してた事を、伏義は高揚した意識の中で
察知したのです。この図は後に河図(かと)と呼ばれますが、後の夏朝の禹の時に、
洪水の時、同じく河から五色の神亀が現れ、その甲羅に何やら文字のようなものがあり、
この図は洛書(らくしょ)と呼ばれています。河図と洛書については後ほど......
伏義の八卦は宇宙から見た地球を客観的な角度で描いてるので〃先天八卦〃と呼ばれ、
文王の八卦は地球の角度から宇宙を描いてるので〃後天八卦〃と呼ばれております。
八卦には数理的な側面と五行の相生相克が交叉してますが、真ん中の太極図は陰陽が
互いに抱き合う形になっており、その周りに変転する4つの陽卦と4つの陰卦が位置し、
陽卦(乾・兌・離・震)は時計と反対方向、陰卦(巽・坎・艮・坤)は時計回りに
情報が伝播します。この八卦の陰陽循環の時空を3次元化すると〃メビウスの輪〃に
なりDNAの形と一致するのです。図があれば解りやすいかもしれません。

無極は太極(カオス)を生じ、太極は両義(陰陽)を生じ、両義は四象(太陽、太陰、
小陽、小陰)を生じ、それに奇(数)と偶(数)を加えると八卦の完成です!
図の中心には太極図があり、周りに配置される八卦の八つの符号は乾(天)・坤(地)
・艮(山)・兌(沢)・震(雷)・巽(風)坎(水)・離(火)という自然界の属性を
象徴しております。宇宙全てを網羅するために後年八卦を重ね64卦になりました。
八卦とDNAの関連性で言うと、遺伝暗号は生命体を作るタンパク質合成の情報の事で、
遺伝子である核酸(DNAとRNA)に存在しますが、遺伝暗号に書かれてる言葉は
4種類のヌクレオチド(核酸の構成単位)から3つを選ぶ組み合わせで出来ています。
DNAの塩基はA(アデニン)T(チミン)G(グアニン)C(シトシン)の4種類。
RNAの塩基はA・G・C・U(ウラニン)の4種類。
DNAが複製される時は結合のルールがあって、AはTとだけ結合し、GはCのみに結合し、
このルールが正確なコピーの原動力であると言われてます。
そして、塩基はプリン型とピリミジン型の2つに大別されますが、AとGはプリン系、
TとCはピリミジン系であり、プリンとピリミジンを両義(陰陽)、4種類の
ヌクレチオドを四象で表す事ができ、AとGを陰、TとCを陽とすると陰陽の結合と
なります。つまり陰と陰、陽と陽では結合しないというルールが・・・・・
遺伝暗号は八卦と同じ配列で並んでおり、中心の太極図に倣い、先天八卦は乾で始まり、
兌→離→震と左旋し、戻り、巽→坎→艮→坤と右旋しますが(メビウスの輪)、
遺伝暗号のグループもこれに対応しています。
64卦の変易パターンは、地球上のあらゆる生物の無限順列組み合わせの基盤である
という説です。分裂や増殖は無限ではあるけれど、陰陽という両極は不変であると!
続きます.....
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by gyou-syun-u | 2005-06-15 21:10 | 天道