魂の核融合
理天神によると、霊には中心に核なるものがあって、
霊速・霊質・霊格という3つのエレメントで構成されてるらしい。
一般英語では霊魂はspiritやsoulとか言った精神的な意味の大枠になってます。
この3つで構成される〃霊〃は本来は純陽体ですが、曇った魂魄がそれを包み込んで
おり、霊性を磨くと言うのは、霊に覆い被さった雲の様な魂魄の汚れを
徐々に浄化して行くという事で、霊性と魂魄は表裏一体で陽と陰の対になります。
核融合と言えば、丁度この記事を書いてる最中に科学の方の核融合に関する
ニュースが飛び込んで来ました。
国際熱核融合炉(ITER)、南仏建設で合意!というもので、
太陽は核融合を繰り返し、膨大なエネルギーを放出する原子炉と言われますが、
上のニュースは地上に太陽を作ろうと言う国際共同プロジェクトです。
日本とフランスの誘致合戦で、日本は青森県六カ所村を候補地に上げてましたが、
フランスに決まりました!
原子は原子核とその周りを回る電子で構成されますが、核融合とは原子の原子核と
原子核を衝突させ、別の原子核に変化させ大量のエネルギーを発生させる事で、
そのためには電子が邪魔だと言うワケで、まず物質の温度を超高温まで上昇させ
電子を飛ばし、次に原子核も同じ手順で高速回転(移動)させて、超高温状態
(プラズマ状態)の物質の原子核同士を衝突させるというものです。
電子も原子核もあまりの超高速移動で目が回り、己の存在を忘れてしまうのでしょうw
そして新たなるアインデンティティーを有する原子核の誕生となる訳です。。
核融合は核分裂に比べて核暴走が少なく、燃料の重水素は海中にあり、海で覆われてる
地球に合っている。そして安全管理が容易である事などが挙げられます。
「もんじゅ」などの核分裂方式の高速増殖炉は、技術的な問題と危険性から各国とも
見切りをつけてるのに、猛毒のプルトニウムを燃料に使い、プルトニウムを生み出す
と言う、燃料が燃料を生むという魔法の原子炉に、まだ少々の未練があるみたいです。
日本は今回、核融合炉の建設誘致は実らなかった訳ですが、積極的にスタッフを置く
様です。とりあえず、時代は分裂より融合と言う事で、、、
さて、この原子モデルを霊魂に適用するには少々無理がありますが、
〃魂を凝縮すれば巨大なるエネルギーを発する〃と言われ、それが輪廻の壁、或は
次元の壁を突破する力となるのであれば、全くの荒唐無稽とも言えないのではないか。
霊魂は物質ではありませんが、物質はエネルギーの集積体であり、霊魂も
エネルギーを生むのであれば、物質のような性質を有する〃物質ではないもの〃
と言っても良いかもしれません。融合と凝縮は少し違うのですが、
魂を凝縮するという事は、極限の集中力を一点に集める事ですが、普段何かに集中する
場合、大体において善悪や聖邪といった余計な意識は湧かないので、魂が曇りにくい。
凝縮された一点は、ブラックホール化し、それはワームホールで繋がった
ホワイトホールから吐き出され、異空間へと.......
勿論、〃巨大なエネルギー〃にするには、並の集中力では無理なのですが。。
素粒子には、「強い力」「弱い力」「電磁気力」「重力」と言う4つの力が作用
しますが、これらの力を運ぶ粒子がそれぞれ存在します。
日常に於いては、これらの力が相互作用し合った光景を我々は見せられているのですが、
一応これらは物理的な力でありますが、仮に宇宙が量子場であるならば、小宇宙である
人体の隅々まで同じ力が作用してる筈です。
常時、人の思念の波動は〃物質的構造〃を帯びて、極微の光粒子を放射し、
それが肉体や精神に多大なる影響を与えるらしいのですが、フォトンは電磁気力を
運ぶ運び手であり、電磁相互作用を引き起こします。人体が磁場である事は
知られてますが、特に血液は磁性に敏感であるらしい。
全身に力が漲るとか言う場合は、やはり波動がくまなく伝わる感がしますもんね!
天道が説く気天の中に地獄があり、気天地獄の中に宇宙が存在するという多次元構造
からすれば、物速を凌駕する霊魂の速度には運び手が在り、霊魂の質にはそれを左右
する六道霊が在り、霊魂の格にはそれを上げたり下げたりする六道霊が在る。
霊格や霊質に比例して霊速も上がるらしいのですが......
原子霊が核分裂するケースは転生においての四生(胎・卵・化・湿)に見受けられます。
人が死んだ時は、その人の魂のエネルギーはゼロなので、天国にしろ地獄にしろ、
その霊魂を霊界に運ぶ運び手が必要とされる。
肉体は消滅するので、霊界での〃意〃の作用は先天の情報ネットワークとリンクした
それぞれの霊界に存在する、あらかじめ組み込まれた場の中で行われるのではないか。
六欲天の霊達も食欲はあり、無形の気を食する。
次元が下がった人間界は有形の食物を食べる。
魂の凝縮には識神を活性化させる動と、明鏡止水の静がありますが、クンダリーニも
上昇すれば必ず下降し、一生座り続けるわけにもいきません。となると、
現代人は喜怒哀楽欲を中和する事が必要で、霊・心・体の三位一体が要でしょう。
結局バランスと言う事になるのですが。。本来の肉体であればこそ心も霊も
正しく載るだろうと言う気がします。
by gyou-syun-u
| 2005-07-01 20:25
| 天道