刺激対策
国直轄事業の地方負担廃止......暫定税率廃止で民主・鳩山氏
昨年の宮崎県知事選で奇跡の当選を果たした東国原知事、。就任1年ながら今も尚
宮崎県民の90パーセント以上の支持率を誇り、休みも殆ど取らずに全国を駆け回る姿
からは、少なくとも必死さがお茶の間にも伝わって来ますね。芸人の臭覚が良い方に
向いてると小朝が言ってますが、確かに頭の回転が速そうで矢継ぎ早の質問にも対応
出来る芸人のフットワークを身につけてますね。小泉元首相のような、ズバッと言いながら
嫌みの無い切れ味を備えている。
そんな東国原知事ですが、前三重県知事の北村氏や有識者と日本を選択・洗濯すると
う意味合いを込めた政策集団「せんたく」を立ち上げました。いずれ国政に打って出る
のかと噂されますが、次の解散総選挙でそれは選択肢に入るでしょう。超党派の若手で
未来の日本をどげなせんといかん!という事ですが、確かに今の自民民主にカリスマは
存在しないし、要はアメリカに近いか中国に近いかだけの政治家ばかりなので、
国民としては、アメリカや中国の裏をかけるような政治家を待ち望んでいるわけですが、
中々そういう痛快な政治家が出て来ませんね。
しかし東国原知事も宮崎の建設業界の壊滅的状態に目を反らす事ができないのか、
ガソリン税暫定税率維持を唱えてますね。北海道その他の県で数台しか通らない
道路が、莫大な費用をかけて作られたかと思うと、どうしても道路が欲しいと言う地方も
あります。暫定税率が撤廃されれば、当然国からの補助金も減額となり、市町村の取り分も
少なくなる。道路整備や災害の為の橋の補強工事などが削減されるという事です。
民主党はこれらの財源は、国税を使った直轄道路の予算枠で補えると謳ってますが、
自民党はその財源確保の明確な根拠を求めて堂々巡り。先日のTVで鳩山氏は「国が
作る道路は高くつくんですよ!」とだけ述べました。そりゃそうですよ。
東京の道路は1メートル1億円!
揮発油税の全額を一般財源化という話は道路建設族がこの世に居る限り無理な話です。
道路特定財源の過剰金は平成19年で6000億円だそうですが、せめてそれを全額一般財源
化して下さい。国民の喝采を受けるのはガソリン代値下げだと思いますが、必要最低限の
道路整備は怠らないという確約ができた上での話になるでしょう。
by gyou-syun-u
| 2008-01-21 22:15
| 国内情勢・世相